雷神館とは

雷神館とは What Raijinkan

雷神館は、霊峰富⼠の麓、静岡県富⼠市に道場を構え、神⼑流古来の伝統を継承した
剣武・居合・居合抜⼑術の稽古に⽇々精進しております。また、⻘少年の育成にも
⼒を注ぎ、神⼑流の礼節を尊び、信義を重んじ誠を尽くし、⾃⼰の修練に努めることを
⽬指しております。奉納演武や試斬⼤会等を剣技披露の場としております。

指導方針

神⼑流開祖⽇⽐野雷⾵先⽣の「天下無敵 」をモットーにし、⽇々の稽古で修練し
礼節・思いやりの⼼・素直な⼼・敬の⼼・感謝の⼼・体⼒の養成を基本とし、さらに
勇気・忍耐・努⼒など精神⼒の向上を⽬指しています。
これこそが雷神館の指導⽅針です。

稽古指針

雷神館では決して⼒任せの無理な稽古はしません。
稽古は能⼒を引き出すためのものだと考えるからです。
次に述べる三つが雷神館の稽古の指針です。

①⼼と体に無理・無駄が無い⽅を求める事
神⾵館では無理・無駄が無い動きを尊びますので重い⽊⼑で素振りを⾏ったり、
筋⾁トレーニングを⾏ったりする事はないです。業を⾝につけるためには余計な
筋⼒が邪魔をし、⾃分には⼒があるという思いが上達の邪魔をしてしまいます。
筋⼒の無い⼦供や⼥性の上達が速やかな理由はここにあります。

②素直に先⽣や兄弟⼦の教えに答える事
先⽣や兄弟⼦の指導を受けて、その指導を素直に吸収する⽅は速やかに上達します。
反対に⾃分がこれまで得てきた経験や知識によって⾃分の都合の良いように指導された
ことを解釈してしまえば遠ざかってしまいます。
素直であることは上達のために⽋かすことができません。

③⾃分⾃⾝で研究追及し稽古を継続する事
上達は⾒栄えよく演武できることではなく、その形の原理原則を⾝につけ⾃由に動ける
ようになることです。したがって⾃分⾃⾝で技が⾃分のものとなるまで⼯夫探求すること
なしに上達はありません。外⾒上は、上達していないように⾒えても⼯夫探求している⽅
は時が⾄れば急速に上達します。

道場心得 ~10箇条~

①道場⼊館時は「お願いします」、出る時は「有難う御座いました」と⼀礼すること。
②稽古の開始時間前には、道場の掃除を⾏い、開始時間まで待機していること。
③遅れて来た者は、通常のあいさつを⾏い速やかに練習の輪に⼊ること。
④稽古中は先⽣の指⽰に従い、気持ちを集中し、⼀所懸命稽古すること。
⑤「あいさつ・返事」は⼤きな声でする。
⑥先⽣に対しては、謙虚な姿勢で臨み、注意時は「はい」と⼤きな声で返事すること。
⑦先⽣が指導している時は、集中して聞くこと。
⑧先輩に対しては、礼儀をわきまえ、後輩に対して驕った態度を取らずに親切に導くこと。
⑨位・級位が上がっても年上の⼈に対し謙虚な姿勢や⾔葉遣い・素直な態度で接すること。
⑩居合に関する事で⾏動する場合は、先⽣と連絡を取り指⽰を受けること。

 

神刀流 雷神館 Shinto-Ryu Raijin-Kan
417-0061 静岡県富士市伝法1974-6
TEL:0545-50-1994 FAX0545-50-1994
E-Mail:tsuchiya@shintoryu-raijinkan.com